関東ブロッククラブネットワークアクション2016開催報告

~スポーツと地域の未来を共に考え学び合う2日間・合い言葉は『やっちゃえ埼玉』~

実施日程 平成28年9月10日(土)~11日(日)
実施場所 浦和コミュ二ティセンター 
主  催 公益財団法人日本体育協会 総合型地域スポーツクラブ全国協議会(SC全国ネットワーク)
後  援 スポーツ庁 埼玉県 さいたま市 公益財団法人埼玉県体育協会
主  管 一般社団法人彩の国SCネットワーク   
参加者数 関係者、一般含め250名(アフターミーティングファンクション108名)

-プログラム-
【オープニング】 
キッズエアロビクス(NPO法人スポーツ・サンクチュアリ・川口)
塩川 修副知事ごあいさつ

【基調講演】 
Jリーグ村井 満チェアマンによる「Jリーグ100年構想と総合型地域スポーツクラブ」

【8つのセレクトセミナー】
①ネクストシニア向けプログラム体験 (NPO法人リ・ボーンはすだ 高瀬氏)
②ITを活用した広報術 (きゅぽらスポーツコミュニティ 石井氏)
③スポーツ鬼ごっこ事業の展開法 (アスとれ総合型クラブ 花輪氏)
④行政のくどき方 (NPO法人鴻巣ブレス総合型スポーツクラブ 海老名氏)
⑤異業種との連携~大学との協働手法~(NPO法人武蔵丘スポーツクラブ 太田氏)
⑥介護予納事業の展開事例とベクトルウォーキング
(NPO法人スポーツ・サンクチュアリ・川口 相澤氏)
⑦資金調達法(NPO法人SCORE総合型地域スポーツクラブ S PROJECT F.C 渡邊氏)
⑧人を動かす!勇気づけコーチング(北越氏)

【全国共通テーマ】 
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会情報提供・NPO法人クラブしっきーず事例発表

【アフターミーティングファンクション】
NPO法人リリー・アスレチック・クラブ プロデュース
埼玉の「ピンクスタッフ」が、口をそろえて楽しかった!と言い、関東他都県参加者からは「近年最高の盛り上がり、彩の国のチームワークをみた!!」と高い評価を得て、充実したイベントとなりました。

関東都県のイベントですが、目標はあくまでも「埼玉県のクラブや関係者にとってメリットとなること」でした。
●イベントの企画、準備、運営を通じて「彩の国SCネットワーク」の組織力を高めること
●クラブメンバーが当日スタッフとして関わることで、スタッフ自身のスキルアップにつながること
●様々な場面で人と人との交流が促進すること
●セミナーで、新たな情報、スキル、考え方などを身につけること
など「ネットワーク」を活用して具体化しました。また、一過性のイベントに終わらせず、更に「ネットワークを広げる」ことが大事です。多くのご協力をいただいた、埼玉県、さいたま市の関係者のみなさまに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

子どもたちの投力向上プロジェクト(3)

あそぼう★投げよう教室@熊谷市 

開催日:2016年7月17日(日)
開催場所:熊谷市 彩の国くまがやドーム
参加人数:幼児~小学生低学年・保護者約120名
主催:一般社団法人彩の国SCネットワーク、埼玉西武ライオンズ
   公益財団法人埼玉県公園緑地協会
後援:埼玉県、埼玉県教育委員会、熊谷市教育委員会、公益財団法人埼玉県体育協会
協  力:NPO法人ピースふぁいぶるクラブ、NPO法人熊谷リリーズ・ふぁいぶるクラブ
協  賛:大塚製薬株式会社

幼児から小学校低学年、保護者を対象に広く公募した大人数の大規模イベントとして実施しました。


 
 制限もなく、広く公募を行ったため、気軽に参加できる教室となり、幼児と保護者の親子で参加する方が多くいました。見学や観覧も多く、活動の宣伝につながったように思います。
しかし、規模が大きくなるにつれてスタッフの確保が必要で、指導も手薄になってしまったように感じます。
また、幼児に対しては現場でのレベルアップは見らませんでした。

平成27年度クラブ提案型プロジェクト事業 「クラブ経営塾プロジェクト」

平成28年2月12日(金)19時30分から21時まで第1回クラブ経営塾が、特定非営利活動法SCORE(川口市)のクラブハウスで開催されました。

本事業は、今回初の試みで彩の国SC ネットワーク「正会員クラブによる提案型プロジェクト」の一環として、ふじみ野ふぁいぶるクラブ(ふじみ野市)の提案のもと、直接県内総合型地域スポーツクラブの現場から経営のノウハウを学ぶことを目的に企画されました。
講師は、特定非営利活動法人SCORE代表理事の渡邉啓吾氏で「クラブ経営のリアルを学ばせてもらおう」をテーマに県内クラブ関係者12名の参加がありました。

※内容詳細レポート(PDF)

子どもたちの投力向上プロジェクト(2)

児童向け&指導者向け教室@白岡市

開催日:2015年12月11日(金)
開催場所:白岡市立白岡東小学校校庭
参加人数:(前半)4学年児童68名(後半)市内教員24名
主催:一般社団法人彩の国SCネットワーク、埼玉西武ライオンズ
主管:NPO法人白岡スポーツクラブ

小学校と連携し、前半は授業内で当該校児童向けの教室、後半は市内の教員を対象に指導者向け教室を実施しました。

学校と連携して開催することで実際の体力テストに直結するし、投力向上を目的とするには成果が感じられる教室となりました。
また、実施クラブの認知度向上が得られ、継続して学校との連携事業の取り組みも期待でき、PTA等とも関われたらさらなる可能性も広がるのではないかと感じました。
しかし、学校との連携が必要で、時間の制限もあるという点から継続的な実施は難しそうです。

子どもたちの投力向上プロジェクト(1)

全国運動テストで「投力」が最下位に近い埼玉県の5年生。投力順位が全国の底辺をさまよう埼玉の子ども達に、「投げる」力をつけるために、どんな取り組みをしたらいいのか?
平成27年3月、さいたま市市民活動センターに集まった6クラブ7名と埼玉西武ライオンズコミュ二ティグループ担当者で「投力向上プロジェクト」を立ちあげ、埼玉県内の子ども達の「投力向上」をテーマに、各地域で単発イベントではなく継続的に実施できるような、プログラムづくりを目的としたイベントを開催しました。

親子キャッチボール教室@志木市

開催日:2015年5月4日(祝)
開催場所:宗岡中学校グランド
参加人数:親子30名(幼児から小学校低学年)
主催:一般社団法人彩の国SCネットワーク、埼玉西武ライオンズ

プロジェクト第1弾となるこの教室は野球をまったく知らない子どもたちを対象に実施しました。

文部科学省の運動能力テストでは、「投力」を「遠投」で測っているため、イベントを企画する際に、ボールのサイズなども調査で使うソフトボールに近い「野球」という種目に注目しましたが、投力の向上には継続性や身体のバランスも必要で、そのためには、もっと「面白さ」が重要だと感じました。
直接的な「投力向上のための技術教室」から視点を変えて、「結果として投力向上する」仕掛けにしていけるような事業展開をしていきたいです。